
”3万円の服を買うより、3キロ痩せたほうがかっこよくなるよ”
どこかでそんな文句を目にした覚えがあります。確かに、どれだけ流行の服を着たとしても、マニア垂涎のアイテムを身に着けたとしても、体型がだらしなければ似合う似合わないの話もできませんね。
”人より頭が大きくて帽子似合わない、というより入んない”
”脚が短くてただただ、悩む”
”肩が小さくて、ジャケットに着られちゃう”
体型の悩みは人それぞれ尽きることがないでしょうし、もっとこうだったらなぁという願いを一粒の砂の大きさにして全国から集めたら、富士山よりも高くなるでしょう。
生まれ持った体型は変えることができませんが、(整形などを除いて)それはあなたにしかない個性なのですから、本当は悩む必要はなくて、それを活かせるような着こなしができれば、よりあなたは素敵になるはずですし、それは可能です。
しかしながら、許せないのは “最近運動不足で太ったので、痩せて見える服はないですか?”とか、”飲み会断れなくて最近太っちゃって、できるだけ楽に着れるゆったりした服が良いです”と言う方々です。
そんなあなたにアドバイスを一つよろしいでしょうか?
”太ったなら、痩せろ”

20代はがむしゃらに働いて、いくら食べても飲んでも太らなかった。30代になり少し役職がついて、部下を持つようになりデスクワークが増え、運動量とともに基礎代謝も落ちていく。そして、ベルトの穴が一つ、又一つと移動していくのを見てみないフリをするわけです。
しかし、お酒の席で “昔はモテたんだヨ”と言う時間があるのであれば、筋力トレーニングをして、十分な睡眠と、バランスの良い食事を摂った方が絶対に良いです。結果、体型が維持できて更に健康を手に入れる事ができるわけですから(あと、モテるかも)。
痩せて見える、ゆったりして楽な服はありますが、一流のビジネスマンを目指すのであれば、あなたが、そしてお会いする方も“素敵だな!”と感じるベストな体型で、ベストなサイズの服を纏うべきです。
・・・と自分に言い聞かせます。
(文責:堀 by UNIX TOKYO)