2021. 01. 29 articles

マネージャーとは その2

前回の投稿に引き続き、Plan・Do・Seeのマネージャーの定義の後半をお届けします。

 

③常に高いクオリティの商品を提供できること、誰よりもクオリティに関して説得力があること
料理・ブライダル・サービス・建物…全てにおいてクオリティをきっちりとあげていくこと。
クオリティを伴わない施策や売上評価は、短期的なものでしかありません。
そもそもぼくらは商品を提供するために、会社に、組織になっているわけですから、これが最も大事なことです。また、自分だけがそのクオリティを知っていて、問題を感じていても、周りを巻き込まなければクオリティは上がっていきません。

 ④高い目標を掲げてチャレンジできること
よくある勘違いとしては、マネジャーに重要なのは目標や予算を達成することだ、と言う人がいることです。でも、実はそうではないのです。
今に満足せずに、高い目標を掲げてチャレンジし続けること。
それこそがマネジャーにとって重要なのです。

もちろん言葉で掲げるだけでは意味がありません。それらに向かってメンバーをエンロールして、今ない世界を目指せること、それに対して精一杯の行動ができることなのです。
この行動はつまり、③を行い続けることそのものです。また、②がないと高い目標にメンバーはついてきてくれません。

目標とは、理想でもありビジョンだとも言えるかもしれません。振り返ってみると今まで、業績が未達だということでマネジャーを失格になった人は実はほとんどいません。

もちろんこれらを実行するために、様々なプロセスやノウハウがあります。
それらを説明することによって、より「マネジャーとはなにか」を理解することができると思いますので、マネジャーの仕事や責任を、明確化していきたいと思っています。

これが、初稿の「Plan・Do・Seeのマネジャーに必要な要素」です。

今では少し変わったりはしていますが、新しいことを用意するのではなく、テキストや理想を元にではなく、これを基礎に、現場で起きていること、必要とされていることに合わせてブラッシュアップしてきました。

みなさんのご参考になればと考えて、恥ずかしいながらもここに共有させていただきました。

 

(文責:三原)

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