2021. 08. 24 articles

最近のトレンドについて感じたこと

本日のコラムは、具体的なHow toではなく自分が最近思った雑感です。

本を読むことと同じくらい 書店に言ってビジネス書の棚をずーっと見ることも学びになる。
そんなふうに感じています。Amazonでは得られにくい体験なのですが、世の中の興味分野とかトレンドがなんとなく分かりますよね。

先日、某書店で同じように棚を見ている中で改めて気がついたんですが、「組織」「マネジメント」「マネジャー」に関する書籍って本当に少ないですね。一時期よりもだいぶ減った気がします。

有名企業やその経営者の本などは相変わらずなのですが、最近の傾向としてはDX、マーケティングやブランディング戦略の本、そしてマネジメントというよりは会社や組織に頼らない、フリーで働く系の本…。「組織」や「マネジメント」に対する興味が減ってしまっているのかなと感じます。
その分「個人化」や「対面しないでできること化」が売れ筋なテーマなんですね。

とはいえ、今まで私が経営に携わる友人・知人に会う中で学んだことは、イノベーションを起こしているあの企業も、ITに関わるあの企業も、非常にきめ細かい人のエンゲージ、組織運営によってその戦略実行スピードを上げているんです。戦略は重要だけど、それを実行する組織に力がないと違いを生み出せないんですよね。

そして、どんな天才もビジネスの世界では一人では何もできないんですよ。アーティストではないのでね。ですからやっぱり「組織」を力強くすることは非常に重要なんだと思うわけです。

組織やマネジメントについて、変わり続ける社会環境の中で、個人化は重要な課題ではあるけれど それも含めて組織論というよりは「チーム論」…何かを成すためのチーム、関係性の、それらをどのようにブラッシュアップし続けるかはその組織運営にどっぷりつかりながら俯瞰で見る。そういう行ったり来たりをしながら「チーム」を良くする。
「チーム」を強くすることと、「事業」を強くすることはどっちかだけじゃ成り立たないんですよ。

もちろん先にチームはありません。

最初に「事業」「商品」「価値」があり、それのもとに人が集まってくると「事業」になり、「チーム」になり、「組織」になる。あくまで商品や事業が先なんですけど それをより良くするためにはやっぱり「組織」も「マネジメント」も重要だと私は考えています。

書店にならんでいるものが少なかったからこそ心配になりつつ、自分たちも丁寧に扱っていかなければ、そう思った次第です。

 

(文責:三原)