KEYNOTE

Knowledge for better life

自分らしく“働く”ことは、知ることからはじまります。
自己実現すること。他人に貢献すること。家族や友達と笑いながら過ごすこと。
幸せの形はひとそれぞれだから、働き方もそれぞれでいい。
しかし、自分らしく“働く”ことを実現するためには
自分と仕事、自分と組織というフレームワークを理解して、向き合い続けることが大切です。

優先順位ではなく、
すべてを同時に実現させる
”and発想”で考えてみましょう。

1

BeingとDoing

01

Beingとは在り方や存在そのもの
Doingとは行動やその結果などのこと

BeingとDoingは反対の概念ではなく
両方とも同様に存在する

02

個人と同じように
会社にもBeingがある

会社のBeingとは
その会社のミッションやビジョン
大切にしていること

会社のDoingとは
その会社の売上や規模
届けているものや結果のこと

03

会社や仕事においても
BeingとDoingを
両方とも大切にすることが
重要である

2

商品の価値

01

私たちは仕事を通じて
お客様に価値を届けている

02

商品とは「提供したい価値」を
顧客に届くカタチ
すなわちDoingとして体現したもの

それは会社が信じている価値や
大切にしていることの象徴

つまり商品とは
BeingでありDoingでもある

03

商品のBeingは何かを考え
それを本質的に大切にすると

自分の仕事に誇りを持て
働きがいを感じることができる

3

成長

01

成長とは
MUST・WANT・CANからなる
目標や仕事そのものに対して

やり抜く力が大きくなること

02

仕事とその目標は
MUST・WANT・CANの総和からなる

MUST・WANT・CANの
総和からなる目標はビジョンでもある

03

成長から連想する以下の例は
どれも成長の一部分でしかない

「スキルを習得すること」
「新しい知識が身につくこと」
「視野が広がること」
「苦しい時期を経験したこと」
「規模が大きくなること」

これらによって
目標をやり抜く力が大きくなることが
成長の本当の意味である

04

目標管理制度
目標の難易度
定性と定量の目標
必達目標とノルマなど

目標は誰もが知っている言葉
だからこそ勘違いも多い
目標の理解度が低いと
目標に追われて疲れてしまう

目標の適切な
理解をすることが大切である

4

競争

01

すべての経済活動において
常に「競争」が存在している

だからこそ
正しく理解することが必要である

02

ビジネスにおける競争とは
相手を負かして
自分が勝者になることではなく
顧客に選ばれるための継続活動

直接的にも間接的にも
相手と競い合うことによって
自分の提供価値を高めることが
ビジネスにおける競争である

03

成功すると誰かに真似をされる
顧客も競争している相手も
環境は常に変化する

その変化に応じて
自分も変わりつづけることが
顧客に選ばれつづけるために重要

つまり顧客に選ばれるための
終わりなき自己変革が
競争の本質である

04

提供価値を高めるための
自己変革に終わりはない

長く仕事をつづけるためにも

この終わりなき自己変革を
好きになって楽しむことが大切である

5

ライフワークバランス

01

ライフワークバランスとは
ワーク=仕事 と ライフ=生活の
バランスのことではない

ライフとは人生を意味する
人生を通して
仕事を調和していくこと

02

仕事ではBeingもDoingも重要

価値の提供=Doingの成果が高いと
自分で仕事をコントロールでき
自由度が高まるため
Doingの能力を高めることも大切

ライフワークバランスのなかで
ライフを生活として誤解すると
Doingを高める機会を失ってしまう

03

Doingを高めるための要素は

スキル
集中力・やる気
時間
活用力

成果を一定に出すために
例えばスキルをあげると
時間を減らすこともできる

04

活用力とは
顧客や市場の変化に対する適応力
組織内の意思決定の背景への理解度
問題解決力
Beingに対する理解度など

明文化しにくく
経験値や周りとの関係で磨かれていく

明文化できるスキルだけを
追っていくと
見失いかねない重要な能力

05

物理的な時間だけではない
精神的な時間の流れもある

同じ時間を過ごしても
Beingが満たされていれば
疲れ方も違ってくる

物質的時間だけではない
精神的な時間の概念も重要なはず

物理的なことだけに一喜一憂しない

すべては顧客に
選ばれるため
選ばれ続けるために